猫の「痛み」の主な部位・疾病猫の「痛み」の主な部位・疾病

猫も、様々な要因により「痛み」を感じています。

「痛み」を発見し、疼痛管理を行うには、
注意深く行動を観察し、
身体検査を行うことが重要です。

猫は「痛み」を
隠す傾向があります

猫は外敵から身を守るなど本能的な行動から、「痛み」を隠すといわれています。

猫は“小さな犬”では
ありません

犬と猫は行動学、代謝の仕組み、薬剤反応などにおいて、根本的な違いがありますので、各々にあった処置が必要です。

行動学的な変化に
注目することが重要です

  • じゃれなくなる
  • グルーミング頻度の低下
  • 気性の変化
  • ジャンプをしなくなる
  • 爪研ぎをしなくなる

猫の「痛み」の主な部位・疾病猫の「痛み」の主な部位・疾病

骨関節症とは変形性の関節疾患です。12歳以上の猫の90%が骨関節症と言われています。

90%
Hardie, E.M., 2002. Journal of the American Veterinary Medical Association 220, 628-632.
  • 手くび、ひじ、ひざに
    異常が多くみられます。
  • 背骨の異常は、
    腰のあたりを中心に多くみられます。
  • スコティッシュ・フォールドは遺伝的に骨や関節に異常を起こすことが多いと言われていますスコティッシュ・フォールドは遺伝的に骨や関節に異常を起こすことが多いと言われています
    スコティッシュ・フォールド(100%)
  • 日本猫〈雑種〉(64.8%)
  • アメリカン・ショートヘアー(62.1%)
  • ペルシャ〈チンチラ〉(44.4%)

イギリスで猫の専門医をしているサラ・ケイニー先生による日本の飼い主様に向けた特別講義
「高齢猫のケアCaring for older cats」の「猫の骨関節炎」の解説動画ご紹介します。

痛みはどうやって抑えるの??痛みはどうやって抑えるの??

痛みの原因には、外傷、炎症、手術などがあります。発生した痛みは、
神経を通って最終的に脳に伝わっていきます。
代表的な痛みの治療薬のひとつである、
NSAID(非ステロイド系消炎鎮痛薬)を投薬すると、痛みの強さを弱めることができます。

痛みのケアをしない限りその原因が治るまで、痛みは続いてしまいます
痛みを適切にケアすることがとても重要です。

慢性の痛みのケアについて慢性の痛みのケアについて

関節炎などの慢性の痛みは、運動が出来る状態を維持するための、継続的な痛みのケアが重要です。
適切な運動が関節機能を守り、関節異常の進行を防ぎます。

痛みのケアと筋力の維持で関節を守る痛みのケアと筋力の維持で関節を守る

痛みのケアのポイント痛みのケアのポイント

前もって痛みを防ぐ

手術のときなど、痛みが発生することがわかっている場合、
先手を打って痛みをコントロールすると、手術後の痛みの程度がやわらぎます。

痛くなってしまったら…

早めに痛みに気づいてケアを始めましょう。
痛みをケアせず、放置してしまうと、痛みはどんどん強くなり、コントロールが難しくなってしまいます。

痛みは切れ目なくケアする

痛みの原因がなくなるまで、「切らさずに・続けて」痛みのケアを行うことが大切です。

切れ目のない鎮痛で良い状態が保てます 切れ目のない鎮痛で良い状態が保てます
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